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自律神経が乱れると「ホルモン系」「免疫系」にも影響を与える

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。



今日のテーマはこちらです。


「自律神経が乱れるとホルモン系や免疫系に影響を与える」



自律神経のコントロールの中枢は、脳に存在する視床下部と言われる箇所に存在します。






視床下部では、血糖値を調節したり・体温を調節したり生命維持には欠かせない中枢になります。


ホルモン系や免疫系の中枢も視床下部に存在し、自律神経と密接な関係性を持ちます。



ホルモン系の中枢は、視床下部の下にある脳下垂体で、内分泌系のセンターとして、成長ホルモンなどの調節を行っています。



例えば、強いストレスを受けることで生理や月経周期に異常をきたすことがありますが、これは刺激を受けた大脳皮質が


視床下部に伝え、ホルモン中枢の脳下垂体が正常に作用しなくなり、ホルモンの支障をきたしたためです。



それによって、自律神経も影響を受けてバランスを乱すのです。



また、免疫系も連鎖反応を起こします。



免疫系とは、ウイルスや細菌などの病原体や異物から人体も守るシステムです。



ストレスが加わり続けると、視床下部にあるホルモン調節が狂ってバランスをくずし、体の免疫機能が低下します。



免疫力が低下すると、風邪をよく引いたり、アレルギーやがんなどの病気にかかりやすくなります。




■まとめ■



自律神経・ホルモン系・免疫系は密接な関係性がありますので、一つでも異常を起こせば、ほかにも影響を与えます。

女性特有の更年期障害などは、ホルモンバランスの乱れが起こる時期ですので体調不良が長く続くようでしたら、

必ず病院に相談してみましょう。





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