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ブログ しびれ: 2018年1月

手のしびれやむくみは筋膜にある!!part4手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。


今日のテーマこちらです。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part4



40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



前回のpart3の続きとなります。




■おさらい・・・


①手のしびれやむくみ、冷感などに悩む人は、なで肩の女性が多い。

②胸郭出口症候群で引き起こすケースが大半を占めている。

③「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。

➃首(頸椎)から起きるヘルニアの圧迫よりも胸郭出口症候群を評価する必要がある。



と言うような説明をさせていただきました。




本日は「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。



3つ目の肋鎖間隙を説明します。



まずは、腕神経叢(わんしんけいそう)の部位を確認してみましょう。










■腕神経叢とは・・・



頸椎5番から胸椎1番までの神経の根が集まり(吻合)、腕の運動や知覚に指令を出すために手部に向かう



集合した叢を「腕神経叢」と呼びます。






腕神経叢が首から手部にかけて走行する道は長く、いくつかの障害があります。



最初の障害が斜角隙(しゃかくきんげき)です。



この障害に関与する筋・筋膜は、前壁が前斜角筋、後壁が中斜角筋と呼ばれる筋肉です。



次に障害が出る部位が「肋鎖間隙」です。




肋鎖間隙の走行より上肢にかけて向かう最後の箇所を「小胸筋下間隙しょうきょうきんかかんげき」と呼びます。







■小胸筋下間隙とは・・・






小胸筋(しょうきょうきん)とは、大胸筋の深層部に筋肉になります。





         小胸筋(しょうきょうきん)



            大胸筋(だいきょうきん)


小胸筋下間隙とは、肩甲骨(烏口突起)から起始する小胸筋が上面を構成する隙間(トンネル)です。










■どうして小胸筋下間隙が神経の走行を障害するのか・・・



原因①


腕を挙上させる仕事や作業。


荷物の棚卸や洗車、つり革を握るなど、腕を挙上させる動作が多い人が


なりやすい傾向です。





原因②


不良姿勢





前かがみ姿勢などは大胸筋などが緊張しやすくなります。




肋骨は胸椎と呼ばれる背骨に付随します。



胸椎が硬くなると自然と肋骨(肋間筋)にも影響を与えます。





■まとめ


いかがだったでしょうか・・・


手のしびれや痛み、冷感に悩む人に多い「小胸筋下間隙」について説明させていただきました。



神経の走行や血管を圧迫させる原因は、筋・筋膜に起因するケースが大半を占めます。


わたしも思い当たるかも・・・


と思う方は是非ともご相談ください。



手のしびれやむくみは筋膜にある!!手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。

今日のテーマこちらです。

手のしびれやむくみは筋膜にある!!
40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



寒さのせいで、筋肉のこわばりが出やすい時期です。


特に患者様で手のしびれや痛み、むくみを訴えて来院される方が非常に多くなります。



皆さん、朝起きたときに手がしびれていたり、鈍痛・冷感を感じた経験がある方も


いらっしゃるのではないでしょうか?



こうした症状は、なで肩の女性に多いと言われています。




狭義の名称で胸郭出口症候群(TOS)といいます。



肩や指先にかけての鈍痛やしびれ、冷感は、「腕神経叢わんしんけいそう」と呼ばれる集合した



神経の束の部位が朝の何らかの不良姿勢で圧迫されたことで起きるもの
です。




また、電車のつり革を握っていると肩や腕全体がだるくなることも腕神経叢が関わっています。




この胸郭出口症候群での腕神経叢が何らかの原因で圧迫される箇所が3つあります。



それは、斜角筋三角部、肋鎖間隙部、小胸筋間隙部です。




少し難しいので後日改めて3つのポイントを記載します。




■どうして手のしびれや痛み、冷感で悩み人が多いのか・・・



やはり、不良姿勢が挙げられます。



デスクワーク中心のお仕事などPC作業が多い現代人は、首周辺の筋・筋膜が硬くなり、特になりやすい傾向です。




■手のしびれは頸椎からの症状ではないのか・・・



ほとんどの人が整形外科にてレントゲン検査より、手のしびれの原因は頸椎からの影響です。



☑老化によるものだから・・・


☑うまく付き合って行きましょう・・・





などと言われたことがあるのではないでしょうか・・・



しかし、この胸郭出口症候群によるしびれの原因の方が非常に多く遭遇します。


もちろん、専門的な画像診断は必要になりますが、あきらめることはありません!



■まとめ


いかがだったでしょうか・・・

手のしびれや痛み、冷感は胸郭出口症候群から由来するケースが非常に多いです。

特に首周辺の筋・筋膜の硬さより腕神経叢を圧迫する原因が、現代人のデスクワーク作業には

つきものです((+_+))

次号は、腕神経叢が圧迫される3つの箇所をコラムします。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part2手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。


今日のテーマこちらです。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part2
40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



前回のブログでの続きとなります。




■おさらい・・・


①手のしびれやむくみ、冷感などに悩む人は、なで肩の女性が多い。

②胸郭出口症候群で引き起こすケースが大半を占めている。

③「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。

➃首(頸椎)から起きるヘルニアの圧迫よりも胸郭出口症候群を評価する必要がある。



と言うような説明をさせていただきました。




本日は「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。



1つ目の斜角隙を説明します。



まずは、腕神経叢(わんしんけいそう)の部位を確認してみましょう。










■腕神経叢とは・・・



頸椎5番から胸椎1番までの神経の根が集まり(吻合)、腕の運動や知覚に指令を出すために手部に向かう



集合した叢を「腕神経叢」と呼びます。



腕神経叢が首から手部にかけて走行する道は長く、いくつかの障害があります。



最初の障害が斜角隙(しゃかくきんげき)です。



この障害に関与する筋・筋膜は、前壁が前斜角筋、後壁が中斜角筋と呼ばれる筋肉です。



■どうして斜角筋が神経の走行を障害するのか・・・


原因はデスクワーク時の不良姿勢です。






長時間の不良姿勢でのデスクワーク作業は、首周辺の筋・筋膜を緊張させます。



特に、写真の真ん中のような首が前方になることで、斜角筋は緊張します。





また、重い荷物を運ぶ仕事や手を使う仕事の方々も斜角筋が緊張しやすい


傾向があります。



腕神経叢が斜角筋の緊張で圧迫を受ける障害を斜角筋症候群とも呼ばれます




①不良姿勢に気をつける


②首周辺のストレッチをこまめにおこなう


③PC作業では、肘を締めて身体に近づような姿勢で行う



などに注意することで、斜角筋の緊張は予防できます。



■まとめ


いかがだったでしょうか・・・


手のしびれや痛み、冷感に悩む人に多い「斜角筋」について説明させていただきました。



次号は、腕神経叢が圧迫される2番目の箇所をコラムします。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part3手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。


今日のテーマこちらです。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part3



40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



前回のブログでの続きとなります。




■おさらい・・・



①手のしびれやむくみ、冷感などに悩む人は、なで肩の女性が多い。


②胸郭出口症候群で引き起こすケースが大半を占めている。


③「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある


➃首(頸椎)から起きるヘルニアの圧迫よりも胸郭出口症候群を評価する必要がある。




と言うような説明をさせていただきました。





本日は「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。





1つ目の肋鎖間隙(ろくさかんげき)を説明します。



まずは、腕神経叢(わんしんけいそう)の部位を確認してみましょう。











■腕神経叢とは・・・




頸椎5番から胸椎1番までの神経の根が集まり(吻合)、腕の運動や知覚に指令を出すために手部に向かう



集合した叢を「腕神経叢」と呼びます。



腕神経叢が首から手部にかけて走行する道は長く、いくつかの障害があります。



最初の障害が斜角隙(しゃかくきんげき)です。




この障害に関与する筋・筋膜は、前壁が前斜角筋、後壁が中斜角筋と呼ばれる筋肉です。



次に神経が圧迫される可能性のある箇所が肋鎖間隙と呼ばれる部分です。






図を見てもわかるように鎖骨と第1肋骨の間のトンネルを肋鎖間隙と呼びます。


鎖骨と肋骨の間に、神経・動脈・静脈が併せた走行があり、圧迫されると、



しびれやむくみ、痛みを引き起こします。



■どうして肋鎖間隙が神経の走行を障害するのか・


原因はデスクワーク時の不良姿勢です。






長時間の不良姿勢でのデスクワーク作業は、首周辺の筋・筋膜を緊張させます。



特に、写真の真ん中のような首が前方になることで、胸の前側が圧迫され、背骨や肋骨の動きが悪くなります。


また、斜角筋隙と同様になで肩の女性に多く見られます。




■予防するにはどうすれば・・・



①不良姿勢に気をつける


②胸が開くようにストレッチポールなどを使用する


③PC作業では、肘を締めて身体に近づような姿勢で行う



などに注意することで、予防できます。



■まとめ


いかがだったでしょうか・・・


手のしびれや痛み、むくみに悩む人に多い2つ目の障害「肋鎖間隙」について説明させていただきました。



次号は、腕神経叢が圧迫される3番目の箇所をコラムします。


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