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心身症とは違う病気?

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。

今日のテーマはこちらです。


「心身症とは違う病気?」





心身症という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、どういうものか知らない人も多いようです。




日本心身医学会によると、心身症は「身体疾患の中で、その発症や経過に心理・社会的因子が密接に関与し、


器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし神経症やうつ病など、ほかの精神障害に伴う身体症状は除く」



と定義されています。



つまり精神的なストレスなどにより胃潰瘍のように内臓に病変がでたり、


緊張性頭痛のように検査では異常がないが、


頭痛や肩こりが生じるなど、心の問題が影響して発生したり、


悪化したりする身体の疾患を総称して「心身症」といっているのです。



自律神経失調症と似ているけど違う・・・




心身症も自律神経失調症も、ストレスなどの心因が影響して起こるという点は同じですが、少し違いがあります。




心身症が身体の特定の臓器や器官に集中して現れるのに対し、自律神経失調症は消えたり現れたりする不安定な症状が起き、



からだのだるさなどの全身症状を伴うことがことの多いのが特徴です。




自律神経失調症と心身症の主な違いは以下になります。




自律神経失調症



☑多岐にわたる症状が現れる



☑明らかな病的な疾患はなく、症状が不安定で消えたり現れたりする



☑ストレスのほか、生活習慣の乱れ、体質などが影響を与える




心身症



☑特定の臓器や器官に集中して症状が現れる



☑明らかな身体疾患がある





■まとめ■


いかがだったでしょうか・・・



心身症と自律神経失調症とは症状が異なりますので、注意が必要です。



自分の症状がわからない・・・



とお悩みの方は、気軽にお問い合わせください。





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