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手のしびれやむくみは筋膜にある!!part4手のしびれやむくみに悩む方必見!!

こんにちは!
あかぬま鍼灸治療院のアカヌマです。


今日のテーマこちらです。


手のしびれやむくみは筋膜にある!!part4



40代女性が首や肩こりが辛く、肩をおさえている画像になります



前回のpart3の続きとなります。




■おさらい・・・


①手のしびれやむくみ、冷感などに悩む人は、なで肩の女性が多い。

②胸郭出口症候群で引き起こすケースが大半を占めている。

③「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。

➃首(頸椎)から起きるヘルニアの圧迫よりも胸郭出口症候群を評価する必要がある。



と言うような説明をさせていただきました。




本日は「腕神経叢わんしんけいそう」が圧迫される箇所は3つある。



3つ目の肋鎖間隙を説明します。



まずは、腕神経叢(わんしんけいそう)の部位を確認してみましょう。










■腕神経叢とは・・・



頸椎5番から胸椎1番までの神経の根が集まり(吻合)、腕の運動や知覚に指令を出すために手部に向かう



集合した叢を「腕神経叢」と呼びます。






腕神経叢が首から手部にかけて走行する道は長く、いくつかの障害があります。



最初の障害が斜角隙(しゃかくきんげき)です。



この障害に関与する筋・筋膜は、前壁が前斜角筋、後壁が中斜角筋と呼ばれる筋肉です。



次に障害が出る部位が「肋鎖間隙」です。




肋鎖間隙の走行より上肢にかけて向かう最後の箇所を「小胸筋下間隙しょうきょうきんかかんげき」と呼びます。







■小胸筋下間隙とは・・・






小胸筋(しょうきょうきん)とは、大胸筋の深層部に筋肉になります。





         小胸筋(しょうきょうきん)



            大胸筋(だいきょうきん)


小胸筋下間隙とは、肩甲骨(烏口突起)から起始する小胸筋が上面を構成する隙間(トンネル)です。










■どうして小胸筋下間隙が神経の走行を障害するのか・・・



原因①


腕を挙上させる仕事や作業。


荷物の棚卸や洗車、つり革を握るなど、腕を挙上させる動作が多い人が


なりやすい傾向です。





原因②


不良姿勢





前かがみ姿勢などは大胸筋などが緊張しやすくなります。




肋骨は胸椎と呼ばれる背骨に付随します。



胸椎が硬くなると自然と肋骨(肋間筋)にも影響を与えます。





■まとめ


いかがだったでしょうか・・・


手のしびれや痛み、冷感に悩む人に多い「小胸筋下間隙」について説明させていただきました。



神経の走行や血管を圧迫させる原因は、筋・筋膜に起因するケースが大半を占めます。


わたしも思い当たるかも・・・


と思う方は是非ともご相談ください。



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